サビイヌ

イメコン話とかよもやま

GWは映画三昧

 

 毎年、GWは特に予定も無く過ごすんですが、今年は珍しく家族四人で映画を見に行きました。もう公開して時間も経っているのでネタバレもありありのありで。

 

 

 

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー

www.nintendo.co.jp

 

 娘(JS)が一番乗り気だった映画。わたしはマリオブラザーズファミコン)をよく遊んでました。スーパーの方は、アクションゲームが苦手なので途中で脱落したような…それ以降、マリオは(カートもドクターもルイージもまるっと)一切触れずに横目で見てきただけ。息子、娘はSwitchのオデッセイをやり込んでて、旦那はどうだったかな。ともあれ、任天堂所属のマリオ氏については、皆それぞれそれなりに知見がある状態で劇場へ。

 まーーー、大変に楽しかったですね!! ピーチ姫のもみあげが気になる~~~ってなりつつ、どのキャラもとても可愛かったしイキイキしていた。分かる人には分かるネタも満載だったようですが、わたしは殆ど分かりませんでした! ともあれ、単純明快なストーリー、勧善懲悪、小難しいことの無いエンターテインメイントに、娘も息子も非常に楽しんだみたいです。

 

 第二弾、あるんでしょうね。これはあるでしょうね。

 

名探偵コナン 黒鉄の魚影

www.conan-movie.jp

 多分、1年後? には上のリンク先は黒鉄では無くなってると思いますが、黒鉄の魚影。これは息子(DK)が希望したもの。なんかお友達が哀ちゃん推しらしく、見ろって言われたとかなんとか……。

 わたしはコナンは、一般的な知識くらい(正体は工藤新一である。黒の組織とやりあっている。安室零はガンダムが元ネタ)ですが、それでも楽しかったです。まあいろいろ、セキュリティとかデータの持ち方とかいろいろ、それどうなん? って点はありましたけど。そんなんエンタメの前では単なる野暮ですね。犯沢さん! ってちょっと笑っちゃうところもありました。

 

 そいや、一番最初に出てきた妙齢の女性。雰囲気にそぐわないネイルの色なので、なんかあるなあと思ってたら案の定じゃーーん! ってのが個人的には興奮ポイントでした。しかし、あのブローチだかなんだか、ダイヤなのかジルコニアなのかスワロフスキーなのか単純なガラスなのか、よくわからんけど、年端もいかない子供に整理券渡すくらいの値段の品なんでしょうか。

 

 コナンと哀ちゃんのコンビ、好きだな~って思いました。こういうコンビって、そのまま三十路近くまで腐れ縁で続いて、周りがうるさいからってペーパー結婚して、そこからなんだかんだ恋がはじまっちゃったりするのが美味しいと思うんですけど、コナンの場合、工藤新一なんだもんな~~~無理じゃよな~~~~。

 哀ちゃんが、ところどころ、工藤くん! って言ってましたけど、大丈夫なんか?? って心配になりましたが、これ、通常運転なんですね。(他の映画もアマプラで見た)

 

 あと、一部で非常に人気らしい、シャアとアムロならぬ、赤井さんと安室さん、電話越しにやり合ってて面白かったです。赤井さん、別名で動くとき声優さんも変わるんですね……。変装の名人なんですね…。

 

THE FIRST SLAM DUNK

slamdunk-movie.jp

 

 これは、わたしと旦那の希望で行きました。実のところ、わたくし、SLAM DUNKのオタクだったときがありまして(原作連載時。県大会が終わる位まではちゃんと追いかけて読んでました)、でも原作終了までおいかけてはいなかったんですよね。わたしが好きだったのは木暮さんです。眼鏡かけてて、変なTシャツを着てる、湘北高校の飴。

 

 井上先生、SLAM DUNK連載終了後に、BUZZER BEATERってフルカラーの漫画を描いてたんですけど、バスケのアニメってどんだけコート広いんだよww(何メートル走ってんのww)って、恐らくはアニメ化されたSLAM DUNKのことを揶揄しているセリフがあって、わたしは強烈にそれを覚えてるんですよね。そこら辺ちゃんと自分で責任もってやってんのかな~なんて、ちょっと意地悪な思いも抱きながら行きました。

 まあそれとは別に、アニメ版SLAM DUNK。作画はがたがた(当時は作画監督の画風がありありと分かる時代で、一話ごとにキャラデザが大幅に変わるような感じだったんで、そんなもんっちゃそんなもんなんですが)、声優は使い回しも多く、予算が少なかったんかな~~って感じだったから、忸怩たる思いを抱えててもしょうがないなどと外野は考えます…。(前売り後に声優がキャス変されてるってことが判明して、キャス変あるなら見に行かないとか文句付けてる人がすごく多くて、そんなに??? そんなにあのアニメ良かったか??? ってスペキャになっちゃったけどね…)(少なくともわたしの周りでは良い評判では無かったですアニメ)

 

 さて映画。原作だとほぼほぼ触れられてない宮城リョータくん主役の映画ですが、過去回想が頻繁に入っていて、これは結構、キャラがわからない状態で見てるとつらそうだな、と娘がちょっと心配になりました(高校生になれば理解出来ても、小学生だとちょっとついて行けないかなと)。

 前半戦はあっという間。コートは無限の広さじゃ無かった。さすが。

 

 船に乗り込む兄に対してのリョータの悪態は、非常にフラグだったわけですが、それを悔やんでいるのが、明言されていないことがちょっと意外でした。物語として、『あんなことを言わなければ』っていうのは、良くある所だと思うんで。

 あとは母親の複雑な心境は、同じ母親という立場からすると、分かるけど難しいねーって。男の子を育てるって大変だよね。

 アヤちゃんへのリョータのフィーバー振りがおとなしかったのは、物語のトーンを考えるとそんなもんなのかも? アヤちゃん…! ってのが好きだったのでちょっと寂しかった。

 

 肌の色がわりと彩度の低めな感じで、イラストだと結構のっぺりした印象を持っていたんですが、動くと気にならなくなりました。あと声優さんは、強烈に印象が異なる子はいなかったと思います。逆に、木暮さんが木暮さん過ぎて、びっくりしたくらい。各声優さんがアニメを参考に寄せたのか、ご本人の考えでそうなったのか、あるいは監督の指定でそうなっているのかは与り知らぬ事ですが、このヒットを見る限り、キャス変で見に行かないと言ってた方々も満足したんではなかろうか。

 

 Twitter応援上映のレポが上がってましたので、ご興味ある方は検索してみて下さい。応援上映って、各シーンの突っ込みをみんなで楽しむ機会だよなあ。現場に行ってみたいもんですが、わたし自身はなにも声出せないだろうな。いや、木暮先輩に一声掛けたい。大向こうのように……。こぐれせんぱああい! って……。

 

 ちなみに、娘は、ギャグパートではちゃんと笑っていて、見終わった後、楽しかったね、と言ってたのでよかったです。息子はどうかな? 実はコナン映画のトレードとして連れて行ったのですが、嫌な素振りは無かったのでヨシとしよう。

 

SD知らん子供に向けたざっくり人物紹介

 

 また何か面白い映画、見に行けるとよいなあ。