サビイヌ

イメコン話とかよもやま

耳鼻科とわたし

 

 先日、突然鼻水が止まらなくなりました。何もしてないのに、つうーって鼻水が垂れてくるし、くしゃみがやたら出る。今年の花粉の量は凄まじいらしいし、最近飛んでるって話だし、やべえこれはわたくしも花粉症デビューだったりするんか???

 とにかくこれは診てもらって薬を貰おう! と、かかりつけの耳鼻咽喉科へ行ってきました。

 

 我が家は、鼻や咳症状がメインの不調の際は、内科や小児科ではなく、耳鼻咽喉科にかかることにしています。うちの子は、ハウスダストアレ持ちでもあるのでちょっと掃除をサボると鼻がズビズビ言い始めてたんですけど、それに加えて中耳炎になりやすい体質(?)だったんですよね。体質? 体型? 耳管と鼻管の構造的に、耳に水が溜まりやすかった、とかだったかな…。成長すれば問題なくなりますよ、っていう話だったように覚えています。

 元気なのに熱だけ高い、ってときは、中耳炎なりかけ、あるいは、中耳炎そのもの、ってパターンが多かったですね。耳が痛い、と言い出すことはほぼ無かったし、よく言われる『耳から臭いがする』というのも経験ないので、結構なレアケースかもしれませんが。子供はなかなかうまく鼻がかめないどころか、乳幼児の頃はなんらかの手段で吸い出してやる必要があるものの、保育園ではそこまで望むのも難しく…という環境も、中耳炎を繰り返す大きな要因のようにも思います。

 ま、そんな感じだったんで、風邪っぽいから小児科行って、耳症状出たから耳鼻科へ、では二度手間になりますし、咳止めや鼻詰まりの薬は、耳鼻咽喉科の先生の方が適切に出してくれる、という安心感もあって、風邪を引いたら即耳鼻科なんですけど、それより何よりでっかい理由は鼻洗浄。かかりつけは鼻洗浄をしてくれるんですよ!!!!

 なんかすげー機械で、鼻腔の奥に溜まってしまった鼻水を一掃してくれるんですね。なので、鼻詰まりやダラダラでる鼻水の不快感は取り除かれ、鼻から空気が吸えることの開放感と空気の旨さが手に入る。あっ、普通に空気が吸えるってこういうことなんだ! って““““““理解““““““した瞬間の爽快感たるや。なもんで、鼻がぐずぐずしたら、ドラエも〜〜〜んの勢いで予約に挑むことになります。まー、この予約もすげーーーー大変で、予約開始10分前から待機して真剣に取り組む必要があるんですけどね…。みんなきっと先生に鼻を洗ってもらいたいんだよな……。その昔、電話予約のみだった頃は、番号押した瞬間に「回線が混み合ってます」ってNTTの自動応答が流れるくらいには争奪戦でした。人気アーティストのチケ取りレベル。現在はWeb予約が主流ですが、ひとつ前のシステムの時は鯖落ちしたりしてましたね……F5ボタン連打してる奴が多かったんだよなきっと(お前もだ)。

 とにかく、鼻洗浄の最中は鼻がもげそうになるものの(症状がひどいと特に)、それを我慢してあまりある快感が病みつきになります病んでるだけに。診療が終わった後にしみじみと噛み締める、健康のありがたみよ。健康ってすばらC。

 

 思い返せば、世間がコロナ禍に入った頃から、手洗いうがいの励行のおかげか、わたし自身、ほぼ風邪も引かず健康そのものでした。なので、今回、かなり久しぶりの通院になります。症状としては鼻水だけで、喉については痛い気もするし別に痛くない気もする…みたいな状態。くしゃみはあるものの咳はなく、微熱もありましたが数時間で下がってしまったので、何由来の熱か判別がつかず。会社の業務が極まって死ぬほど忙しかったので、ストレスから体調崩してるのか、激務に伴い家を片づけられていないことによるハウスダストのアレルギー、もしくは前述した花粉症。さてさてどれです〜〜?? どれなんです〜〜?? って姿勢で診察してもらったら、喉が赤いということで、念のため抗原検査+インフル検査を受けることになりました。

 出社はしてたものの、家族以外の人間と一緒にご飯を食べることはなかったし、他要因も考えられず、まあねえだろ、と思ってたらやっぱり陰性。陰性を確信してても、結果発表はちょっとドキドキしますね。

 花粉アレルギーにしても今はそれほど飛んでないし風邪じゃないかな〜ということでした。

 

 鼻を洗ってもらい、薬を処方してもらって、胸を張って清々しい気持ちで帰宅しました。数日経って、今現在、またちょっとぐずぐずしてますが、薬を飲んでる甲斐があって症状はかなり抑えられています。自動的に鼻が垂れてくることもなし。健康って以下略。

 

 ところでこの鼻洗浄。そんなに数多く耳鼻科にかかったことはないですけど、かかりつけ以外では対応してもらったことがないです。ハナノアとか自作の洗浄液で鼻を洗うこと(鼻うがい)を推奨する耳鼻科の先生はWeb検索すると結構出てくるんですけど、鼻洗浄やってます! ってところはあんまりどころか全然見かけません。耳鼻科医さんのブログか何かで、鼻洗浄は点数に影響ないから対応する耳鼻科がなく、その所為で国内メーカーが撤退してて、うちも機械が壊れたらもうやれないかも…なんてのを見かけましたが(更新日が数年前。正否は不明)、いやーーーほんとに??? アメリカではものすごい一般的な治療法らしい(聞き齧り)し、それも分かるくらいスッキリするのにね!

 

 鼻洗浄してくれる耳鼻科知ってるわよ〜あそこよね〜って方は、もしかしたら近所の方かもしれない笑。まあでも、耳鼻科を選ぶ際に、鼻洗浄してくれるかどうかを調べるのはかなり““““““アリ““““““な話です。鼻炎持ちの方とか花粉症の方、ほんとに一度経験してもらいたい〜〜〜。超スッキリするのよ〜〜〜。そしてなぜか施術後、眠くなります。鼻の不快感って結構なストレスで、解消すると体が緩むのかな、と思ってますがどうだろうね。ともあれ、鼻洗浄、おすすめです。あらゆる耳鼻科で標準装備になればいいのにねえ。

 

 そうそう、乳幼児は自分で鼻がかめないので吸い出してやる必要がある、と書きましたが、うちの子の時、主流だったのが鼻水を口で吸う系の器具でした。うまくいくとズコっと取れて、親としても達成感がすごいんですけど、これを使うと結構病気がうつるんですよね……。今も、鼻水対処ってこういう系の器具がメインなのかしら。

 ま、病気の塊と距離感ゼロで接し続けなきゃならないんで、全ての犯人は鼻水吸い取り器だ! ってことにはならないと思いますが、うちの子はひっきりなしに鼻をズビズビ言わせており、こちらとしては都度、鼻水を吸わなければならないわけです。んで、大きくなれば鼻水の量も増えますが、自分で鼻がかめるようになるかといえば個人差があり(うちはなかなか上手になりませんでした)、じゃあと親が吸おうとすれば嫌がり、かつ結構な割合で親も体調を崩す。かといって様子見していれば中耳炎コース…。

 このループ、やってらんねえ!! と、あれこれ調べて電動の鼻吸い取り器を導入しました。ハンディタイプの手軽なやつは性能が全然ダメだという評判だったんで、自宅で療養される方のたん吸入にも使えるような、結構しっかりしたやつだった覚えがあります。理由があってそれにした、というよりは、当時は、二種くらいしか選択肢がなく、比較的評判が良かった方にしたんじゃなかったか…。慣れると子供からやりたがるようになる、なんて話もありましたが、うちは全然でした。ただ、子供から病気をもらう率はかなり下がったかな。同じような鼻水ズビズビなお子さんをお持ちの親御さんは、ご検討ください(なんの話なんだか)。

 

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 イメコン話も書きたく、いくつか下書きはあるんですが、なんか「わたしなんかが中途半端な知識で書いてもなあ」という気持ちになってしまうこともあってなかなか進みません。とは言え、最近全然まとまった文章というものを書いておらず、文章脳が錆び付いてるのがなんともやるせ無いので、「イメコンとよもやま」というサブタイに恥じず(?)あれこれ書いていきたいぞ、を、2023年の抱負ということにしておきます。